お久しぶりのジャーナル投稿です。 今日は絵本についてです。
音楽療法の勉強がとても大変なんですが、頑張っています。今年は学校が最後の年です。仕事と両立しての学びはとっても厳しくて大変です。卒論のテーマは「注意欠陥・多動性障害と片側難聴の合併傾向がみられる幼児に対する
ウクレレを用いた音楽療法(仮)」についてまとめていきます。卒論担当の先生はとても素晴らしい先生で(尊敬)ありがたい限りです。
さてウクレレスクールでのレッスンももちろんやってますし、通常の音楽療法士の仕事も常にやっております。自閉症、ADHD、多動症など様々な児童へウクレレへの効果を臨床していますが、聖路加国際大学ニューロサイエンス看護学の大久保教授が手掛ける月1回の脳卒中サバイバーのためのイベントでも音楽を担当しています。こちらでは大人向けの音楽療法を行なっています。本当に素晴らしいイベントで毎回賑わっています。参加者は脳卒中後サバイバーとして生きる皆さんです、片麻痺や失語症がある方が多数です。歌唱するコーナー、私の演奏を聴いてくださるコーナー。それからヨガ後のシャバアーサナの際に生演奏をします。それがとても好評でこのイベントを楽しみにしてくださっています。「最高に癒される」と言っていいただき毎回多数の方がお越しになりますが、予約制です。次回は7月31日です。ぜひご予約ください。 ▶︎▶︎▶︎5月25日のイベント 脳活カフェの様子
児童の音楽療法では最後の鎮静のためにお気に入りの絵本を読む事が多いです。児童によっては歌をつけて行なっています。歌詞は絵本のもの、メロディーを作って、それを演奏し歌唱しています。とくにこの絵本は言葉の発達が遅い児童に汎化を促すトレーニングとして最適な絵本です。こんにちはをメロディーに乗せて言葉を復唱することで般化のきっかけを作るのが狙いです。他には演歌調の歌が合いそうな本には面白おかしくそのようにメロディーを作ったり。とにかくLinaLinaの歌絵本は今のところ本当に多くの児童の音楽療法のセッションでは鉄板になっています。素晴らしい絵本が世の中にたくさんあって私たちは幸せです。たくさんの作家さんにリスペクトを込めて。
いぬんこさんの「おちゃわんかぞく」は演歌調の歌を作りましたがそれが大好評です。
もうすぐ夏休みですが、児童の皆さんはLinaLinaがテーマソングを手がけたピノピノシリーズを読んでみてはいかがでしょう?▶︎▶︎▶︎テーマソング提供 ピノピノシリーズBOOKについて
最後に新譜ですが夏以降にレコーディングになりそうです。その前にBEST ALBUMが先にリリースになるかもです。いろんな作品の中から自分が歌唱参加したもの、自分の過去のアルバムからひとつづつ集めてBEST版を作る予定です。楽しみにしていてください。あとアジア某所の音楽フェスティバルに演奏予定です。追ってお知らせしますね。
追記:私のことを昔から応援してくださる方やインスタグラムをフォローしてくださっている方はご存知かと思いますが、母がターミナルケア期に入りました。この期はできることが少ないですが母に毎日演奏したり歌ったり(一緒に)しています。