この日は原宿のハワイアンカフェHULA HOOPにて、波乗りアーティスト豊田弘治さんのトークショーとLinaLinaのライブを観賞した。
店内には鮮やかな色彩の豊田さんの作品が所狭しと並んでいる。
客席は満員で私は後ろの方で立ち見をしていた。豊田さんは関西弁の軽妙な語り口でEcommon(エコモン)などの自身の環境保全関連の活動について語る。地に足のついた立場から環境問題に取り組む姿勢には感銘を受けた。
そして、司会の人の紹介を受けてLinaLinaが壇上へ。ウクレレ弾き語りで新曲を含めた数曲を披露。最初のワンフレーズを歌い出した瞬間から、店内はハワイのような熱気に包まれた。シンプルで力強い歌声が聴き手のハートにまっすぐに届く。ああ、これが歌というものか。
どの楽曲もすばらしい出来だったが、とりわけLinaLina版のクリスマスソング『Aloha Christmas』は、ポーンと放り投げるような「アロハ」の歌詞がいつまでも耳に残る秀作だ。
ライブ終了後、舞台を下りたLinaLinaに声をかけてみた。
「『Aloha Christmas』、良かったよ」
「そうでしょ」
彼女は傑作を生んだ自信を隠そうともせずにほほえんだ。
アロハなクリスマスはもうすぐだ。
– ラリー遠田(ライター、構成作家)
Aloha meets Everyone
Date: 12/7(thu.) 2006 原宿(HARAJUKU)@Hula-Hoop
talk show : Koji Tokoda( palm graphics )※←Diaryページをcheck!
live : LinaLina