まだ肌寒い3月18日の夜。北浜の川のほとりにあるSOHOカフェで行われた、愛すべき歌姫・Linaちゃんのライブにおじゃましてきました。
小さなお店にはたくさんのお客さま。Pug27メンバーのサポートもあったりして、ファミリーモードで楽しかった。
それにしても、Linaちゃんの飾りっけのないまっすぐな歌声には毎回やられてしまいますが、今回は、もう、ほんと、今までになく、素敵すぎてくらくらしてしまいました。
会うたびに、ますます強く優しく、のびやかにになってるんだもの。
歌詞なんか、シンプルすぎるくらいシンプルなんだけど、ウクレレの音にのせたフレーズのひとつひとつが、大切な場所にすっと染みてくる。体温をあげてくれる。そして私は色んなことを思い出す。とろりとした水みたいな歌声。
普段は笑ってくだらないことも話せる友達なんだけど、大勢の前で自由に歌っている姿をみると、とたんにLinaちゃんが近寄りがたく、神々しくみえてしまうから不思議。
才能ある人が本領を発揮してる姿って、神様みたいなんですよね。
先日発売になったコンピレーションアルバム「before the lights」に収録されている「この風のように」という歌を初めて聴いたとき、個人的な記憶と絡まって、涙が止まらなかった。
彼女の歌がこの世に在ってほんとによかった。歌うべき歌をもった人なんだなあとつくづく思います。
次はいつあなたの歌声が聞けるかな。待ち遠しいです。
年明けからずっと、信じられないぐらい忙しい毎日だそうですが、落ち着いたら、まただらだらお茶しよう、Linaちゃん。
– 小宮山さくら(ライター)